ブックタイトル栗鼠ヘレンさんのお料理絵本

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概要

栗鼠ヘレンさんのお料理絵本

ミョードさん秋のマルシェへ秋、根菜類の美味しい季節になりました。ヘレンさんは、根菜のお料理を作るのに、なにか森にはない付け合わせを探そうと、町のマルシェに行くことにしました。馬車を頼もうかと思っていると、森一番の力持ち、熊のミョードさんが、「町に野菜を納めに行くから、ついでに一輪車に乗せて行ってあげるよ」と言うので、お言葉に甘える事にしました。ミョードさんが自分でこしらえた一輪車は、特大なのです。街の市場はさすがに洗練されていて、いろいろな色鮮やかな野菜や果物が積み上げられ、空には白い鳩が飛んでいます。ヘレンさんは、野菜とローリエやクコの実を買い、ミョードさんの一輪車に、荷物と一緒にちょこんと乗って森に帰って来ました。山々の峰には初雪が夕陽に輝いています。「今夜はスノースープね」とヘレンさんはつぶやきました。16